2010年7月25日

「小雨の夕暮れ」

夕方、ナイトダイブのお誘いをしにゲストのバンガローへ。夕方から小雨も降ってきちゃったし、みなさん完全にまったり。フランス人グループは「パスティス・タイム」が始まっておりました。、、、パスティスとはフランスのお酒。ハーブの香りがすごいです。日本ではペルノーの方が有名なのかな?フランス人はけっこうな割合でこのお酒を持参します。、、、それはいいとして、、、

Neyaの友達のスロベニア人カップル。ナイトも今日はなしになったし、なんとなく話し込んでしまいました。みなさんスロベニアがどこにあるか知ってますか?!、、、私は恥ずかしながらはっきりと分かっておりませんでした。そんな私に手書きで地図を書いて説明してくれた!うん、どこにあって、どんな国に囲まれてるかもう分かったぞ!、、、そして話はユーゴスラビアの時代へ。このニュース、なんか聞いたことあるなーぐらいで、またまた恥ずかしながら、よく分かっていなかったのです。ユーゴスラビアをまとめたティトの話から始まって、彼の死後のユーゴスラビアの行方、どういった経路で独立まで至ったのか、そしてEUへの加入、、、などなど、分かりやすく一生懸命に話をしてくれたのです。

彼のご両親はユーゴスラビアになったとき、とても喜ばれたそうです。好きなときに好きなことができ、どこにでも行ける、やっと自由だ!と。生活も保証されたし病院にも行けると。

約20年前、スロベニアが独立に至るまでの10日間の戦争。スロベニアより1日早い独立となったクロアチアよりは被害は少なかったものの、戦闘機が上空を飛び交い、とても恐ろしい思いをしたそうです、、、。彼らは私とほぼ同じ年。私が学生生活を楽しんでた頃、彼らは全く違った日々を送っていたんだな、、、と。

テレビでもなく、雑誌や新聞などでもなく、それを体験した人から直接聞く話はとても生々しくもあり、とても興味深いものです。そしてなにかの縁でこうやってバルコニーに座って話を聞いていると「出会い」って不思議だな、、と思うのでした。

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